紹介手数料180万円!?薬剤師求人・転職サイトが無料のワケ

薬剤師専門の求人サイトが沢山あるのはなぜ?

新卒採用の求人サイトや、転職求人サイト、アルバイト求人サイトといった大きな枠組みの求人サイトがあるのは自然ですが、薬剤師という特定の職種のみ紹介した求人サイトがあるのはなぜでしょうか?それも、インターネットを検索すると薬剤師求人サイトが100以上もあります。

この理由は、一言でいえば「儲かる」からです。

求人サイトは私たちは基本的に無料でサービスを受けられます。でもマイナビやリクナビといった求人会社もボランティアでやっているわけではありません。求人サイトは、企業から求人広告料や、人材紹介手数料を貰って利益を得ています。求人広告を1ページ分マイナビに出稿すると、100万円~200万円ほど料金が発生します。企業説明会やダイレクトメールを送ると、さらにオプション料金が数十万円必要となります。

さらに、実際にひとり入職すると紹介手数料が発生します。紹介手数料の相場は25%~30%で、年収600万円の人が転職すれば180万円もの手数料が求人会社に支払われるのです。物販のように初期費用や在庫を抱えることもありませんから、かなり効率的なビジネスと言えます。

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薬剤師の紹介手数料は特に高い

ITエンジニアやアパレル、建築といった一般的な求人の場合、雇う側の立場が強いイメージがあります。転職者も「雇っていただく」という低姿勢な形が多いでしょう。しかし、医療系の人材は常に人手不足であり、雇う側よりも求職者側に選択権があります。

厚生労働省が発表する労働市場分析レポートによると薬剤師の求人倍率は10.05倍というデータがあり、つまり求職者1人に対して10社からオファーがある状態なのです。人がほしい薬局や病院が多く、求人広告をたくさん出してもらえるので医療系の求人サイト運営は「儲かる」のです。

また、薬剤師は女性と男性の比率が7:3と女性の割合が高く、結婚や育児などを理由に退職や転職する人が多いのです。転職する人・回数が多ければ、紹介手数料が貰える回数も高まるので、求人会社にとっては有利なのです。また、薬剤師は比較的年収が高く、紹介手数料の「単価」が高い職種でもあります。薬剤師の初任給は23万円~25万円と他業種よりも高く、30代を超えれば平均年収が500万円に達します。他業種の30代前半の平均年収が400万円前半なので、100万円以上高い水準なのです。

年収が高ければ、紹介手数料も上がるので、大きな利益がでるビジネスなのです。薬剤師の求人サイトの中には、転職祝い金として40万円も貰えるサービスもありますが、それ以上に利益があるということでしょう。

求人会社立ち上げは比較的簡単

起業・会社を作るのは、普通の人からするととても難しいことのように思います。しかし、実際にはそこまでハードルは高くありません。例えば、マイナビやリクナビで3~5年働いてノウハウを得た人なら、500万円ほどの元手があれば人材業をはじめることができるでしょう。特に1997年以降は職業安定法改正、職業安定法施行規則改正によって規制が緩和され、申請すればほとんど誰でも起業できるようになりました。

もちろん求人広告をだしてくれる薬局や病院とのコネクションを作ることは難しいですが、人手不足が慢性化している医療業界では、足を使った営業でもかなりの利益がだせる状態です。実際にマンパワーを使った営業を行っている薬剤師求人サイトのベンチャー企業はとても多いでしょう。

また大手ドラッグストアや薬局グループなどが子会社として薬剤師求人サイトを運営している場合もあります。すでに薬剤師業界の情報をもっており、求人サポートの能力は高いでしょう。また優秀な人材の応募があれば、グループ内で働いてもらうことで、一石二鳥になるのです。

どの薬剤師求人サイトがいいの?

やはり中小の求人サイトを使うことはリスクが高いでしょう。「儲かるから」という理由で新規参入してきたベンチャー企業は、利益至上主義の色合いが強いです。できるかぎり利益を上げるために、少人数でたくさんの入職をさせるために、時には強引な紹介をする企業もあります、企業としては利益を求めることは正しいのでしょうが、転職者からするととても迷惑です。

こういったリスクを避けるためにも、やはり大手の薬剤師求人サイトを利用するのが安心です。しかし、薬剤師求人サイトの大手とはどこでしょうか?マイナビ・リクナビはすぐに思い浮かべる方も多いと思いますが、薬剤師求人業界の場合は事情が少し違います。

現在、薬剤師求人サイトの最大手と言われるのはエムスリーキャリアの「薬キャリ」です。2009年より事業を開始し、現在では40000件以上の求人情報を保有しています。薬剤師の求人以外でも、医師や看護師といった医療全般の求人サポートをしており、病院や薬局に強力なコネクションを持っています。医療系の求人は広告費や紹介手数料が高いという点から、病院や薬局もあまり複数の求人サイトに広告を出せません。多数の求人数を持っているということは、それだけ求人ノウハウが信用されているとも言えます。

リクナビ・マイナビも薬剤師求人サイトを運営しています。意外なことに薬剤師求人サイトはサービス開始からまだ日が浅く、リクナビ薬剤師マイナビ薬剤師ともに20011年にオープンしたばかりです。事業の開始は2年ばかり遅れてはいますが、親会社のノウハウを引き継いでいることもあり、やはりこの2会社も薬剤師求人サイトの大手となります。

まずこの大手3サイトを活用すれば間違いはないでしょう。

さらにうまく求人サイトを使いたいという人は、こちらの記事もご覧ください。薬剤師の求人会社はそれぞれ強みを持っており、例えばA会社は病院求人を豊富を持っている、B会社は薬局求人に詳しいといった特徴があります。

職場別で比較!薬剤師求人サイトの選び方

薬剤師求人業界は今後さらに競争激化していく

少子高齢化や労働者の都市部一極集中は、薬剤師求人業界にも大きな影響をもたらしています。現在もインターネット上に数百という薬剤師求人サイトが存在していますが、実質的に利用できる水準のサービスやノウハウを持っている会社は限られています。

インターネットで集客するための高度なマーケティング知識や、膨大な求人情報の取扱い・マッチングシステムといったITのノウハウも必須となっています。サポートの悪い会社は、不満やクレームがtwitterやFacebookなどによって、またたくまに口コミ情報が出回り、生き残れない時代となっています。

求人業界の競争が激しくなれば、サービスが向上するので、私たち利用者にとっては嬉しいことですね。

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