薬剤師の求人倍率は10倍!1人あたり10オファー

薬剤師の転職は売り手市場

薬剤師の転職・就職は他業種と比較すると、転職者側に非常に有利と言われています。しかし一言に「有利」といわれてもそれがどう意味するのかきちんと理解している人は少ないです。日本の就職のイメージでは「会社に雇ってもらう」「給料を頂く」といった、雇われ側の立場が低い場合が多いです。労働者側の立場が低いため、給料が安かったり、長時間の労働を強いられても文句が言えないという状態になっています。

しかし薬剤師の場合は少し事情が違います。

厚生労働省が発表する労働市場分析レポート平成26年度版(参考:厚生労働省公式 http://goo.gl/PpijUW)によると、薬剤師の新規求人倍率は10.05倍です。これはつまり、薬剤師さんが転職したいなと手を挙げたら、10の薬局からオファーを貰えるという、超売り手市場なのです。

薬局側からすると、人手が足らずに求人をだしても、他の薬局や病院も同時に募集しているので、いかに人を集めるかで悪戦苦闘しています。これは薬剤師さんにとってはとても嬉しいことで、給料アップや待遇面の改善をしやすい状況ともいえます。もし待遇に不満があれば別のところにいくよと言えば、人手の欲しい薬局側は交渉に応じざるを得ないのです。

薬剤師の募集が多いのはなぜ?

薬剤師の人手不足は最近にはじまったことではありません。薬剤師という専門技能を持つ人が他の職種と比較してとても少ないからです。しかし近年ではこれまでにないほど薬剤師の求人が増加しており、それにともない薬剤師の獲得競争も激化しています。薬局側の求人事情を知っておくことで、職探しをする際に交渉を有利にすすめることができるでしょう。

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旧来の劣悪な労働環境が原因による離職率の高さ

最近こそ労働環境の改善が見られますが、同じ医療従事者である医師などと比較して薬剤師の労働環境は厳しく、また給料もそれほど高くない傾向にありました。昔からある薬局や病院では現在でも厳しい労働を強いられている職場も少なくなく、離職率を高めています。

【薬剤師の転職理由】

  • 1.結婚・出産・育児・介護などプライベートな問題(19%)
  • 2.仕事の内容が不満(18.5%)
  • 3.労働時間休日等の条件が悪い(16%)
  • 4.その他(12.5%)
  • 5.職場の人間関係が好ましくない(11.5%)
  • 6.会社の将来が不安(10.5%)
  • 7.給与等収入が少ない(9.0%)
  • 8.定年・契約期間の満了(2.0%)
  • 9.会社都合(1.0%)

薬剤師の男女比は3:7と女性が非常に多いです。平日に働いている人は週末に病院や薬局に訪れる人もいるため、薬剤師は土日祝日にシフトを組むことも珍しくありません。また調査では、ドラッグストアでは深夜まで営業している店舗も多く、拘束時間が非常に長いという不満も多く寄せられています。労働環境が厳しく、仕事とプライベートの両立が難しいと感じる人も少なくなく、結婚や出産・育児といった理由の離職がもっとも多くなっています。

また最近のドラッグストアでは化粧品や食品を取り扱いをしており、薬剤師であってもレジ打ちや商品の品出しといった業務を任される場合があります。せっかく薬剤師の資格をとったのにコンビニのバイトのような仕事をしなければならないことに不満をもつ人もおおいです。

薬学部6年制への移行による人手不足

平成18年度から薬学部の修業年限が4年から6年に延長されることになりました。この制度変更にともない、2年の間薬剤師となる人が急激に少なくなる空白の年ができたのです。2010年から2012年の2年間は薬学部卒業生が0となったのです。

受験者数 合格者数 合格率
2008 13,773 10,487 76.1%
2009 15,189 11,301 74.4%
2010 6,720 3,787 56.4%
2011 3,274 1,455 44.4%
2012 9,785 8,641 88.3%
2013 11,288 8,929 79.1%
2014 12,019 7,312 60.8%

もちろん、全ての人が1度の試験で合格できるわけではありませんから、受験資格をもった人が受験することはありましたが、例年と比較すると受験者数が半数以下に、また合格率もかなり下がりました。2010年の試験の合格者数は例年の10分の1程度しかいませんでした。

また薬学部が6年制になったことで、教育費も増え、薬学部への進学希望者も減少傾向にあります。医学部と同様に高度な専門知識が求められるわりに、薬剤師の労働環境が完全されていないのも人気が低下している大きな要因のひとつでしょう。

少子高齢化による人材不足

少子高齢化という言葉はよく耳にしますが、実際にどれくらいの問題なのかと聞かれると良く分からないという人もいるのではないでしょうか。

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このグラフを見れば詳しい説明も不要でしょう。2005年から2055年の50年間で労働人口は半減すると予測されています。一方で65歳以上の高齢者が20%から40%に倍増し、5人に2人が65歳以上の高齢者となる見込みです。

高齢者の増加によって医療機関の利用者は増えますが、少子化によって医者や薬剤師の人口はどんどん減ってしまうのです。このため病院や薬局では薬剤師の人材募集が毎年高まっており、この先40年は需要が高まり続けると見られます。

絶対妥協しない!薬剤師は売れっ子アイドル

薬剤師の需要が非常に高まっている、今後も継続的に高いということを理解してもらえたと思います。続いて上手に職場を探すコツをご紹介します。

一般的な転職・求職活動ではマイナビやリクナビ、ハローワークへの登録などををすると思います。薬剤師も基本的には同様ですが、一般的なこれらのサービスを使っていては損です。マイナビやリクナビ、その他の求人サイトでは薬剤師を専門とする求人サイトをこべつに持っています。これらのサービスは薬剤師の求人に特化しているため、より具体的で有利な待遇の求人を探しやすいのです。

また、薬剤師求人サイトでは、会員登録者ひとりひとりに専任スタッフがつきます。薬剤師の求人業界に精通した専門家が職場探しのサポートや、将来のキャリアパスの相談、給料や待遇の交渉も代行してくれるサービスもあります。また転職が完了した場合はお祝い金として最大40万円も貰えるサービスもあります。もちろんこれらのサービスは完全無料で利用できます。

会員登録は無料であとからお金を請求されるのでは?と不安に思う方もいるかもしれませんが、大丈夫です。薬剤師は求人募集が多いため、これらの求人斡旋企業は「転職者の紹介料」だけでも十分に利益をえているのです。求人サイトの紹介料は一般的には、転職者の年収の30%が相場です。もし年収600万円の薬剤師を紹介すれば、180万円の紹介料が転職会社に支払われるのです。

自分が転職するだけでこれだけのお金が動いているというのは驚きかもしれません。しかし転職会社も仕事ですから、無料とはいえ存分にサービスをうけても罰は当たりません。

しかしこのように薬剤師転職サービスは「もうかる商売」のため、とても多くの企業が参入しています。インターネットで検索すれば軽く数十という企業が見つかるでしょう。それだけ企業がいればサービスもピンキリになります。中には利益をもとめるばかり転職者の都合よりも、はやく入職させて手数料をもらおうとする企業も少なくありません。

後悔しない転職・求職をするためにも、よりよい薬剤師転職サイトを選択することが大切です。

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